スライスツールでは、重なった2つの画像やテキストを2つの部分に分割します。スライスは、2つの画像から新しいカットパスを作成し、3つ以上の新しい形を作ります。それぞれの新しい形が個々のレイヤーとして、レイヤーパネルに表示されます。
- スライスツールを使用して、ひとつの画像から他の画像をカットしたり、重なった形を互いにカットしたり、またテキストを形からカットすることができます。
- スライスで画像を使用する場合、1度に作業できるレイヤーの数は2つです。
- 複数の画像を使う場合は、他のレイヤーを非表示またはグループ解除して、スライスツールを有効にします。
- スライス機能が非表示レイヤーで実行されると、デザイン画面とレイヤーパネルからすべての非表示レイヤーが削除されます。
- プロジェクトで画像レイヤーを使用する場合は、スライスツールを使用する前に、グループを解除してください。
注:テキストの動作はスライスツールにおいて少々異なるます。テキストが重層化され、1つのレイヤーが非表示である場合、スライスツールを使用できます。ただし、シャドウレイヤーからテキストをグループ解除すると、個々の文字でテキストがグループ解除されていない限り、画像になり、スライスツールでは動作しなくなります。
ステップ1:画像がお互いに重なるように並べます。
ステップ2:両方の画像を選択します。
- Windows/Mac:各レイヤーをクリックする際に、キーボードでShiftまたはCtrlキーを押しながら、両方の画像を選択します。両方の画像周りに境界ボックスが表示され、レイヤーパネルで個々のレイヤーが強調表示されます。2つのレイヤーが選択されると、スライスツールがアクティブになります。
- iOS/Android:画面をタップして、両方のレイヤー周りに選択ボックスをドラッグして、両方の画像を選択します。次に、画面の下にある「アクション」ボタンをタップして、スライスオプションが使用できることを確認します。
ステップ3:コンピューターを使用している場合はレイヤーパネルの下部にある「スライス」をクリックし、iOSまたはAndroidアプリの場合は、画面下部のアクションメニューにある「スライス」をクリックします。新しい画像がスライスされた画像としてレイヤーパネルに反映されます。レイヤーパネルから、あらゆる非表示レイヤーが削除されます。
ステップ4:レイヤーを分離して、新しい形状を確認します。コンピューターでDesign Spaceを使用する場合、スライスされたセクションの複製がありますが、これはレイヤーごとにカットアウトされたものです。iOSまたAndroidアプリを使用する場合、スライスされたセクションは複製されません。個々に画像を編集または削除します。満足のいくデザインができるまで引き続き、画像をレイヤーしてスライスしてください。