Cricut EasyPress Miniは、どのようなプロジェクトに使用できますか。
Cricut EasyPress Miniは、靴、帽子、ぬいぐるみなどの複雑な形の素材や、ポケットや袖など狭くて他のマシンでは届きにくい場所をプレスするのに適しています。精密チップは縫い目、ボタン、ジップの周りを作業するのに最適です。Cricut EasyPress Miniは、他のCricut EasyPressモデルと一緒に使うこともできます。
プロジェクトごとのCricut EasyPress Miniの設定方法を教えてください。
Cricut EasyPress Miniには、低、中、高の3段階のヒート設定があります。プロジェクトに推奨されるプレス時間と温度については、Cricut EasyPressの熱転写ガイドをご覧ください。各ヒート設定について説明します。
低 - 軽量でデリケートな合成生地や熱に弱い生地、よりデリケートなホイルアイロン接着タイプの熱転写ビニールにお使いただけます。
中 - ほとんどの生地や熱転写ビニールにお使いただけます。
高 - インフュージブルインクプロジェクトとCricut無地にお使いただけます。
Cricut EasyPress Miniの各ヒート設定の温度は何度ですか。
Cricut EasyPress Miniは、主力製品のCricut EasyPressシリーズや従来のヒートプレスとは異なるユニークな機能を持っています。Cricut EasyPress Miniは、マシンを常に動かして弱い圧力で素材をプレスします。このため、プレス面が素材表面をよく滑るよう、プレス面に特別な保護コーディングが施されています。マシンを常に動かすプレス方法と、3段階のヒート設定により、複数の熱転写レンジが可能になります。ここでは、各ヒート設定の一般的な使用ガイドをご紹介します。
低 - デリケートなベース素材や、255°F(125°C)から295°F(145°)で転写する熱転写素材向け。
中 - あらゆる種類の素材に対応。300°F(150°C)から355°F(180°C)で転写する熱転写素材向け。
高 - インフュージブルインク素材や頑丈なベース素材や、360°F(185°C)から400°F(205°C)で転写する熱転写素材向け。
注:Cricut EasyPress Miniの温度はこの範囲で変動することはありません。このマシンは、通常のヒートプレスが一定温度で素材をプレスするのと同様のプレスができるように動作テストが行われ、それに合格しています。
Cricut EasyPress Miniと、他のCricut EasyPressモデルに機能面での違いはありますか。
他のCricut EasyPressと同様にCricut EasyPress Miniは、素材の端まで均一な温度でプレスできることが特徴ですが、機能面ではいくつか異なる点があります。Cricut EasyPress Miniは、「低」、「中」、「高」の3段階のヒート設定を1つのボタンで変更します。別途タイマーを用意してプレスしている時間を測る必要があります。転写中はCricut EasyPress Miniをデザイン全体に行き渡らせて、プレスマークが付かないように軽くプレスします。手のひらサイズのコンパクトなデザインが高い操作性を実現しています。プロジェクトで推奨するプレス時間と温度については、Cricut EasyPress Miniを動かしている時間も考慮しています。プロジェクトに適した設定を正確に行うには、熱転写ガイドを常に参照します。
Cricut EasyPress Miniでは、大小どのぐらいのまでのデザインを転写できますか。
Cricut EasyPress Miniは、小さなデザインを複雑な素材に転写したり、他のマシンでは届きにくい場所をプレスするのに適しています。使用可能なサイズは、精密チップが届く限りの小さな部分から、ヒートプレートの約2倍の表面積までです。
推奨される最大使用可能サイズ
- アイロン接着タイプ
- 幅4インチx長さ3.5インチまたは幅1.7インチx長さ5.25インチ
- インフューシブルインク
- 幅2.75インチ×長さ2.75インチまたは幅1.625インチ×長さ5インチ
より大きなデザインをご希望ですか。6インチ×7インチ以上のデザインに使えるCricut EasyPress 2をご検討ください。
Cricut EasyPressMiniを使って、デザインすべてに必要な熱を行き渡らせるにはどうすればいいでしょうか。
アイロン接着ビニール(HTV)の場合、デザインのサイズが、幅4インチ×長さ3.5インチまたは幅1.7インチx長さ5.25インチを超えないようにします。インフュージブルインクの場合、幅2.75インチx長さ2.75インチまたは幅1.625インチx長さ5インチ以下にします。マシンを左右に動かしながらデザインの端から端までプレスします。デザインのすべての端から約0.5インチ(13mm)はみ出すようにヒートプレートを当てます。素材の端をまたいでプレスすることで、デザインをより確実に転写することができます。
Cricut EasyPress Miniは、なぜ常に動かしていないといけないのしょうか。マシンはどのくらいの速さで動かしておく必要がありますか。
Cricut EasyPress Miniのテストでは、ユーザーのほとんどが転写中にマシンを動かすことを好むことが分かりました。これを考慮して推奨設定を最適化し、プレートが素材の表面を滑りやすくするため、表面にセラミックコーティングを追加しました。さらに、マシンを動かしながら転写すれば、圧力は低いまま転写できるので、ベース素材にプレスマークが付くことを防げます。家庭用アイロンやパソコンのマウスを使うのと同じような速さで連続して動かします。
Cricut EasyPress Miniはタックアイロンと何が違うのでしょうか。
Cricut EasyPress Miniでは、ヒートプレート全体が均一に加熱され、アイロン接着ビニールやインフュージブルインクのプロジェクトなど、様々なベース素材向けに最適化された設定が用意されています。
Cricut EasyPress Miniに自動シャットオフ機能はありますか。
はい。Cricut EasyPress Miniは、最後に動作してから13分後に自動でシャットオフします。シャットオフの前に警告音が鳴ります。
Cricut EasyPressMiniの登録方法を教えてください。
Cricut EasyPress Miniを登録する必要はありません。保証のため、購入時の請求書を保管するようにしてください。
Cricut EasyPress Miniファームウェアの更新手順を教えてください。
Cricut EasyPress Miniはファームウェアを更新する必要ありません。
Cricut EasyPress Miniの寸法、重量、消費ワット数を教えてください。
寸法 | 重量 | 消費ワット数 |
フルユニット:高さ4インチ x 幅3.4インチ x 厚み2.1インチ (高さ10.3cm x 幅8.7cm x 厚み5.4cm)
ヒートプレート:1.9インチ × 3.25インチ(4.8cm x 8.25cm) |
約0.8ポンド(0.35kg) | 150ワット |
帽子はどうやってプレスしますか。
- 8インチ×10インチのEasyPressマットを、裏面を合せて縦半分に折ります。
- スウェットバンドを外側に折って邪魔にならないようにします。
- EasyPressマットを帽子に入れて、プレスする部分の裏に当てます。
- 丸めたハンドタオルを帽子の中のEasyPressマットの後ろに入れてマットを固定します。
- EasyPress Matとタオルが入った帽子をテーブルに置きます。
- 熱転写デザインを貼り付けたい場所に配置し、Cricut耐熱テープで帽子に固定します。
- マシンのボタンを押して、cricut.com/heatguideの素材推奨設定どおりに設定します。
靴はどうやってプレスしますか。
- 丸めた靴下を靴の先まで押し込み、しっかりとしたプレス面を作ります。
- 熱転写デザインを貼り付けたい場所に配置し、Cricut耐熱テープで靴に固定します。
- マシンのボタンを押して、cricut.com/heatguideの素材推奨設定どおりに設定します。
熱転写ビニールを縫い目に貼り付けるにはどうすればいいですか。
縫い目にデザインをしっかりプレスするのは難しいと思うかもしれません。でも、Cricut EasyPress Miniなら問題ありません。縫い目をプレスするときのヒントをご紹介します。
- Cricut耐熱テープでデザインを固定します。
- マシンのボタンを押して、cricut.com/heatguideの素材推奨設定どおりに設定します。
- 追加で、縫い目周りを3~5秒間プレスします。
インフュージブルインクデザインを縫い目周りに転写する方法を教えてください。
縫い目にデザインをしっかりプレスするのは難しいと思うかもしれません。でも、Cricut EasyPress Miniなら問題ありません。縫い目をプレスするときのヒントをご紹介します。
- Cricut耐熱テープでデザインを固定します。
- マシンのボタンを押して、cricut.com/heatguideの素材推奨設定どおりに設定します。
- 設定したタイマーの時間が来たら、タイマーを再設定し、Cricut EasyPress Miniで縫い目周りをプレスします。